西前頭13枚目の朝乃山(24=高砂)は優勝の可能性があった3人のうち、最初に土俵に上がり快勝した。

 優勝した御嶽海よりも8番早く登場。立ち合いで左に動いた遠藤の動きに冷静に対応し、一気に押し出した。遠藤に3度目の対戦で初白星。「学生の時も勝てなかったのでうれしい。歓声が大きくて人気力士を倒したかいがあった」と声を弾ませた。