朝乃山が今年55勝目を挙げ、単独での年間最多勝を決めた。

けんか四つの竜電に差し勝ち、左から上手投げを打ちながら寄り切り。3敗で並んでいた正代が先に敗れ、負ければ結びを待たずに白鵬の優勝が決まる展開は阻止した。「正代さんが負けたのは見たけど自分の相撲に集中していた」と断言。

阿炎と並ぶ可能性もあった年間最多勝が単独となり「来年も大事な年になる。年間最多勝をもらったからには自信を持ってやっていく」と力を込めた。