[ 2014年6月21日1時0分 ]

 W杯の日本対ギリシャ戦が行われたブラジル北東部ナタルでダフ屋行為をしたとして、日本人の男性2人が警察に一時拘束された事件で、2人は20日、ナタルの裁判所に出頭。関係者によると、裁判所はいずれも無罪との判断を示した。

 購入した価格より安い値で販売しようとしたためダフ屋行為と認定されなかったことなどが理由という。

 2人のうち、中部地方の60代という男性が取材に応じ、抽選で当たったチケットが3枚余ったため「有効に活用してもらおうと思った。軽い気持ちだった」と話した。

 2人は19日、競技場付近で日本戦のチケットを販売しようとして警察に一時拘束された。