SKE48松井珠理奈(18)が24日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、兼任するAKB48の一員として最後のチームK公演に出演した。

 SKE48の活動に専念するための決断で、10月に兼任解除が発表されていた。公演では、松井を慕う中野郁海らが冒頭から涙を流し、別れを惜しんだ。

 本編終了後に行われた壮行会では、12年の兼任開始からの軌跡がスクリーンに映し出された。その後、チームKメンバーが全員集合し、「草原の奇跡」を熱唱。ファンの盛大な「珠理奈コール」に、松井は涙を流した。姉のように慕う宮沢佐江から届いた激励の手紙が読み上げられると、肩を震わせて涙ぐんだ。「不安なときにいつも近くにいてくれたのが佐江ちゃんだったから、本当に支えられた。佐江ちゃんも卒業発表してしまったけど、これからも強い気持ちを持って、今後はAKB48グループの中で憧れられる存在になりたい」と力強く宣言した。

 最後はチームKの代表曲「転がる石になれ」を全員で力強く歌い、「これからもチームK魂を持って、48グループとして一生懸命に活動していきます」と宣言。公演後には壁掛け写真を外す恒例の儀式を行い、3年半の兼任活動にピリオドを打った。