オリコン上半期ランキングが19日発表され、AKB48グループが、上位を独占していることが分かった。シングル部門では、AKB48が2年連続で1、2位を占めたほか、姉妹グループのSKE48とNMB48もトップ10にそれぞれ2曲をランクインさせた。衰えるどころか、ますます勢いづく人気をCD売り上げという数字で証明した。ジャニーズの嵐もシングル部門でトップ10に3曲が入る大健闘をみせた。

 もはや人気は不動のものとなった。昨年12月26日付から今年6月18日付のCD売り上げを集計した上半期ランキングで、AKB48がシングル部門で圧倒的なパワーを見せつけた。「真夏のSounds

 good!」が178・1万枚で1位、「GIVE

 ME

 FIVE!」が143・4万枚で2位となった。昨年の快進撃に続き、今年も圧倒的な売り上げを記録。女性グループでは史上初の2年連続で、上半期に2枚のミリオンヒットという快挙を達成した。この日、リーダー高橋みなみ(21)は「メンバー一同、大変光栄に思っています。想像もできなかった記録を達成できたことは、ひとえに応援して下さるファンの皆様や支えてくれているスタッフの皆さんのおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。

 「真夏のSounds

 good!」は初日・初週の両方で歴代シングル最高の売り上げを記録。歴代女性アーティスト最多となる7作連続でのミリオンセールスも達成した。同曲に投票権が封入された第4回選抜総選挙は、総得票数が最高記録を更新。CD売り上げという指標で、膨れ上がる人気をあらためて証明してみせた。

 グループ全体の躍進も止まらない。SKE48とNMB48がそれぞれ2曲ずつトップ10入りを果たした。合わせてトップ10の過半数をAKB48グループが占める結果となった。その人気が着実に全国に広がり、浸透している何よりの証拠となった。

 AKB48はシングル、アルバムなど売り上げ総額も、膨れ上がっている。09年から順に1・7億円→25・8億円→66・6億円→79・3億円と上昇。この勢いは、今年下半期も継続されそうだ。<オリコン2012年上半期ランキングトップ10(シングル)>(1)真夏のSounds

 good!

 AKB48

 178・1万枚(2)GIVE

 ME

 FIVE!

 AKB48

 143・4万枚(3)ワイルド

 アット

 ハート

 嵐

 64・5万枚(4)Face

 Down

 嵐

 60・1万枚(5)片想いFinally

 SKE48

 59・3万枚(6)アイシテラブル!

 SKE48

 54・4万枚(7)Your

 Eyes

 嵐

 47・8万枚(8)ナギイチ

 NMB48

 43・3万枚(9)純情U-19

 NMB48

 37・6万枚(10)We

 never

 give

 up!

 Kis-My-Ft2

 30・9万枚