<AKB48グループドラフト会議候補者紹介:西山怜那>

 下北半島の下北郡にある村に住む。なまりが全開だ。「すぐそこに木がいっぱいある。普通にド田舎。漁港もあってイカもとれるらしいです」。知る限り村にコンビニは1軒だけ。海と山に囲まれて育った。「リアルあまちゃん」だ。

 「まさかここまで残ると思わなかった」。オーディション時は慣れない都会の雰囲気に戸惑った。だが今月19日、初の握手会で笑顔がはじけた。アイドル評論家岡田隆志氏は「オーディション以降ぐんぐん伸びている。表情もすごく輝いていた」。

 151センチと小柄だが、躍動感あるダンスには自信を持っている。近所にダンススクールはないが、インターネット動画を見ながら練習した。「宿題が終わったら踊ります。ご飯食べている時も、座りながら手だけ動かしたりしてました。ダンスは誰にも負げらいねぇ ! 」。

 努力家で負けず嫌い。「あまちゃん」に負けないシンデレラ・ストーリーを信じ、まずはドラフト会議に臨む。

 ◆西山怜那(にしやま・れな)2001年(平13)1月14日、青森県生まれ。特技は踊ること、縄跳びの3重跳び。151センチ。