映画「実録・連合赤軍

 あさま山荘への道程(みち)」が15日、東京・テアトル新宿で初日を迎え、若松孝二監督(71)らが舞台あいさつを行った。私費2億円を投じて60~70年代の連合赤軍事件を描いた大作。2月のベルリン国際映画祭では最優秀アジア映画賞と国際芸術映画評論連盟賞を同時受賞した。登壇した若松監督は「太平洋戦争に次ぐ大事件。なぜ当時の若者が立ち上がったのかを映像に残しておきたかった」と製作理由を説明した。