ハロー!プロジェクトのアイドル真野恵里菜(19)が24日、初主演映画「怪談新耳袋怪奇」(篠崎誠監督、9月公開予定)のハリウッド先行プレミアム上映会に向け、都内で会見した。上映会は7月1日(日本時間2日)、米ロサンゼルス「クラブノキア」で開催。2回上映で「Jホラー」ファン約5000人にお披露目される。

 現地レセプションで着るドレス姿で登場した真野。「ホラーは苦手だったけど、体当たりの演技で頑張りました。1作で2役もうれしかった。(舞台あいさつで)英語スピーチをこれから準備します」と意気込みを語った。

 30日に日本を出発、プレミアム上映会、映画主題歌「-家へ帰ろう-」を英語で披露するミニライブも行う。4日に帰国予定。また、上映会などで着るドレス5点も披露。オバマ大統領夫人の衣装も手掛けたシカゴの有名デザイナー4人が担当した。

 現地では地元放送局UTBが密着ドキュメンタリー番組を制作。「Jホラー」に人気アイドルの主演という話題で、本場ハリウッドから火を付ける戦略だ。「ロスで何か起こるんじゃないか心配。無事に帰ってきたいです」と不安ものぞかせた。

 原作「新耳袋」は、実話の怪談を集めブームを巻き起こした。BS-TBSが「怪談新耳袋」としてドラマ化。劇場版シリーズも製作され、海外23カ国に広まった。今回、真野は2つのエピソード「ツキモノ」「ノゾミ」でヒロインを演じる。