TBSの人気ドラマの映画版「花より男子F(ファイナル)」(6月28日公開)に、北大路欣也(65)藤木直人(35)EXILEのパフォーマーAKIRA(26)がゲスト出演することが18日、分かった。それぞれ、ヒロイン牧野つくし(井上真央=21)と、婚約者の道明寺司(松本潤=24)の恋路に立ちはだかる、くせ者を演じる。

 北大路の役柄は明かされていないが、期待されているのは昨年冬「花男2」と同時期にTBSで放送された「華麗なる一族」で発揮した威厳のある存在感だ。財閥のトップで、木村拓哉が演じたわが子の夢を踏みつけ、にらみつける眼力で、つくしと司を追い詰めるようだ。北大路は「個性的で、美しく、スマートで、力強く未来に向かってエネルギッシュに生きる青年たち。そこに紅一点の井上君。しんがしっかりしている理想の若者像。そんな人たちと触れ合うのは気持ちのいいもの」と余裕のコメントだ。

 藤木は「花男」と縁が深い。内田有紀が主演した95年の映画「花より男子」の花沢類役でデビュー。今回も司の恋のライバルとして、大人の男を演じる。

 AKIRAは強盗役で、ダンス仕込みの身体能力で、アクションを披露する。「初の映画出演が、今大人気の作品ということで、本当に心からうれしく思います。かなり気合を入れました」と話している。

 花男は、2月末に海外ロケの様子が報じられてから、5日間で映画の公式ホームページが約50万アクセスを記録。ドラマサイトは、今月で通算4億アクセスを達成するなど、高い注目度を誇っている。