阿部寛(44)が主演する映画「青い鳥」(中西健二監督)が29日、初日を迎え、東京・シネ・リーブル池袋で舞台あいさつを行った。直木賞作家重松清氏の短編小説が原作。吃音(きつおん)を持つ非常勤講師がうまく話せない分、本気の言葉で生徒に向き合う姿を描く。個性的な役柄が多かった阿部は「これまでよくしゃべるけど、思いが伝わらない映画が多かった。言葉は少ないけど心から伝わる映画は初めて。本郷(奏多)くんをはじめ、生徒役のみんなが素晴らしい演技をしてくれました」。本郷、伊藤歩らが出席。