不倫騒動を経て昨秋に芸能活動を再開した矢口真里(32)が、早くもCMに起用された。同じ元モーニング娘。の辻希美(27)高橋愛(28)との起用で、株式会社セドナエンタープライズ(東京・港区)が展開する「全身脱毛革命サロン・脱毛ラボ」のキャラクター、新ユニット「脱毛娘。」に就任。22日、都内で行われた発表会見に3人そろって登場した。

 女性芸能人の不倫は、「芸能人生命を奪うダメージ」のはずだった。矢口自身も覚悟していたが、今年に入ってテレビ出演を重ねるようになり、ついにCM契約にたどり着いた。テレビCMはなく、「脱毛娘。」として電車、屋外、雑誌などの広告への出演になるが、同社の富永忠彦執行役員は、女性からのイメージ低下のリスクを認めた上で、矢口起用の理由を明かした。「話題性も含め積極的で明るいキャラクター、突っ込んでいけるトーク力も魅了でした」。

 指摘通り、矢口はこの日の会見でも、「3児のママ(辻)と新婚(高橋)とバツイチ(矢口)ですからね。脱毛ラボさんもすごいところに切り込んできたな」と自虐ネタで会場を沸かせた。自分で、どこまで脱毛したのかとの問いにも「目の下から全部です。デリケート部分も。全身です」と下ネタまで口にした。

 近い関係者によると、タフで明るい矢口には、他の企業からもCM起用の提案などが届いているという。