タカラジェンヌを養成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校で29日、103期生の合格発表が行われ、競争率26・6倍の難関を突破した40人が入学を決めた。

 近年、増加している海外からの受験生も含め、今年は1063人が受験。米・ニューヨークの学校出身の合格者も。40人の中には、今年4月24日に宝塚大劇場で開幕する月組公演「1789-バスティーユの恋人たち-」で初舞台を踏む101期生、芹尚英(せりな・えい)の妹、龍田実可子さんもいた。

 入学式は4月18日に行われる。40人は予科、本科の2年間、声楽やダンスなど厳しいレッスンに励み、再来年春の初舞台を目指す。