内博貴(28)が11日、横浜市の神奈川芸術劇場で、この日初日を迎える主演舞台「ペール・ギュント」(20日まで)の公演前に取材に応じた。

 生きる意味を探しながら放浪する男・ペールを、青年時代から70代まで演じることで、「ぶっちゃけ、めっちゃ怖いです。今までの舞台の中でも一番難しい。チャレンジです」。

 一方で、演出の白井晃は「ものすごい膨大なせりふがある。平然とやってるように見えるけど、聞くと『いっぱいいっぱいです』と言う」と、内のポーカーフェースぶりに驚いた。しかし、白井に稽古場に台本を置いていくことを暴露されてしまうと内は、「バレてるー!! 稽古場で集中して、家ではリラックスしようと決めたんです」と苦笑いだった。

 一目ぼれした女性を口説く場面では、「夜はオオカミ男になる」というせりふもある。実際も? と聞かれると内は「草食ではないけど、オオカミではない。トイプードルくらいです」。

 ほかに藤井美菜、前田美波里らが出演。