美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が、テレビ朝日系報道番組「報道ステーション」のCMスポンサー契約を打ち切った件について、スポンサーの立場を利用して番組に圧力をかけたわけではないと主張した。

 高須院長は同番組の安全保障関連法案に関する報道を疑問視し、9月末でCMスポンサー契約を打ち切った。高須院長は先月16日夜にツイッターで、別の人の「報道ステーションは完全に安全保障関連法案反対に偏ってるな」というツイートを受ける形で「失望しました。来月からスポンサーやめます」と表明していた。

 高須院長は今月2日夜、スポンサーの立場を利用してマスコミに圧力をかけたという批判に対して、「かけてません」「番組に失望したから勝手にスポンサー降りただけです。引き上げるなどと圧力なんかかけません。僕はそんな下品な駆け引きなんかしません」と反論した。批判者はなおも食い下がったが、「くどい!テレ朝とも仲はわるくない。番組の構成が気に入らないから勝手に提供番組変えただけ。それを呟いて何がわるい!」と一喝した。