東京国際映画祭クロージング作品「起終点駅 ターミナル」(篠原哲雄監督、11月7日公開)の舞台あいさつが31日、都内のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の佐藤浩市(54)本田翼(23)尾野真千子(33)が登壇した。

 佐藤は同映画祭への参加は6度目で、05年には「雪に願うこと」(根岸吉太郎監督)で最優秀主演男優賞を受賞。今回が13年「清須会議」(三谷幸喜監督)以来、2年ぶり2度目のクロージング上映への参加となった。「日本映画らしい映画を持って来られて光栄」とあいさつした。

 尾野は7月に芸能プロダクション「LDH」取締役の男性と結婚後、初の公の場で「久しぶりにこんなにたくさんのフラッシュを浴びて緊張しています」と照れた。劇中では佐藤演じる主人公に翻弄(ほんろう)される女性を演じるが「1人の人を長く思う男性は世の中に多い。私の周りでは多いです」とのろけた。