乃木坂46の元メンバー畠中清羅(19)が20日、芸能活動を再開するとブログで発表した。自身を主人公にしたドキュメンタリー風の映画制作プロジェクトがスタートしたこと、およびCDを発売することをあわせて発表した。

 「私、畠中清羅はまた皆さんにもう1度 私の姿を見て頂くため芸能活動を再開したいと思います」とした畠中。アイドル応援型クラウドファンディングサイト「ドメスチック!」で、自身の再始動プロジェクトとして映画制作の資金の募集がスタートしたことを報告した。

 畠中が同サイトによせたコメントによれば、畠中は今年4月に乃木坂46を卒業した後、地元である大分には帰らず東京で次の活動に向けた準備を進めていたという。

 映画主演については「初めてのことですし、正直演技にはまだ自信がなく不安もあるのですが精いっぱい頑張ろうと思っています」とのこと。ドキュメンタリー風の作品で、現在の畠中の境遇とリンクするようにストーリーが展開するそうで、「いろんなことがあったけど、全部隠さずに表現して、伝えたいと思っています」と語った。

 グループ在籍中、週刊誌にお泊りデートが報じられた畠中。「私は多くのファンの皆様に支えられていながら、一度は夢を諦めかけてしまいそうになりました。たくさんご心配をおかけしました。がっかりさせてしまったかもしれません」と過ちを振り返るとともに、「こんな私を、また受け入れて頂けるのか、すごく怖い気持ちもあります。それでも、ちゃんと向き合って、皆様と一緒に最初の一歩を踏み出したい、そう考えて、このクラウドファンディングのプロジェクトへの挑戦を決めました。やると決めたからには、演技も、歌もダンスも、全てに全力で取り組みます。応援して頂いた方々を、絶対にがっかりさせたくないです。精いっぱい頑張ります」と、芸能活動再開への思いをつづった。

 なお、同映画に使われる楽曲を収録したCDを発売することも告知。畠中は作詞として参加しているとのことで、自身の誕生日である12月5日にCD予約イベントを開催するとした。