X JAPANのドキュメンタリー映画「We Are X」(スティーブ・キジャック監督、日本公開未定)が30日(日本時間31日)に米ユタ州で行われたサンダンス映画祭で、ワールドシネマドキュメンタリー部門の最優秀編集賞を受賞した。22日には前夜祭イベントでリーダーYOSHIKIがピアノを生演奏し、23日には世界初の上映会が行われていた。

 映画は、89年にXとしてメジャーデビューし、97年に解散、07年の再結成と、紆余(うよ)曲折の道を歩んだ同グループの活動に密着した記録映画。

 YOSHIKIは「悲劇に満ちた扉を開けるのはつらかった。だけど(死去した)HIDEとTAIJIを含めたX JAPANの物語が、こうして作品になることで、新たな道が開けるように思えてきた」と喜びのコメントを発表した。