26日未明に死去したお笑いタレント前田健さん(享年44)の訃報に、芸能界からも悼む声が続々とあがっている。

 今年の正月に一緒に食事をしたというサンドウィッチマン伊達みきおはブログで「いつも仕事の現場でお会いすると、見つめられて『伊達ちゃん100点!』って言われたり…耳たぶを触ってきたり(笑)あの人のキャラだった」と人柄を偲び、「残念です。早すぎる 心より御冥福をお祈り致します」と悼んだ。

 伊達とともに前田さんと鍋を囲んだ東京ダイナマイトのハチミツ二郎はツイッターで「『また来るわ』と言ってたじゃないか 姉さん…。 一本筋の通った正しい人でした」と偲んだ。

 バラエティ番組等での共演も多かったいとうあさこはツイッターで「マエケンさん。ほんとに急だよ。やだよ」と、整理のつかない思いを吐露した。

 先輩タレントのヒロミはブログで「残念。マエケン まだまだ若いのに」と早すぎる死を惜しみ、「昔、ものまね番組の司会をしている時に渡辺真知子さんや松浦亜弥さんのものまねで出てきたのを思い出します。本当に残念。ご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。

 また、所属事務所の先輩である俳優の高橋克典は「亡くなったって。突然。早すぎるだろ」と驚き、「毎年の事務所の新年会で顔を合わせると、ざっくり近況報告。『やってる?』『何とか。笑』から始まって。今年は飯食いに行こう行こうと言いながら。映画のことも喜んでたし、これから頑張ろうなと言っていたのに」と振り返り、「かわいそうに。苦しかっただろうに。ご冥福をお祈りします」と悼んだ。

 前田さんは24日午後7時15分ごろ、東京都新宿区新宿3丁目の繁華街の路上で嘔吐(おうと)して倒れた。心肺停止状態で病院に搬送され、四谷署によると、26日午前1時36分ごろ、病院で死亡が確認された。