ダウンタウン松本人志(52)が、覚せい剤取締法と大麻取締法(所持)の疑いで逮捕された元俳優の高知東生容疑者(51)について囲み取材でノーコメントを貫いた女優酒井法子(45)を「あなたは言う義務がある」と厳しく批判した。

 酒井は、2009年に覚せい剤取締法違反で有罪となり、芸能活動を休止している。2012年に芸能界に復帰し、今年「ORIGAMIスキンケアシリーズ」のイメージキャラクターに就任。6月28日に行われた発表イベントに登場したが、取材陣から高知容疑者の事件についてコメントを求められると、それまでの「イメージキャラクターにさせていただき、マンモスうれピー!」という態度から一転、口を閉ざし会見を強制終了した。

 3日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」でこの話題になった際、松本は高知容疑者の妻である女優の高島礼子(51)については会見での謝罪を賞賛する一方、「それに比べて酒井法子ですよ!」と憤りを隠さない。松本は「それ(覚せい剤についての啓蒙活動)含めての芸能活動復帰」とした上で、「あなたが言うべきでしょ! 言う義務あるでしょ! 義務がある、説得力もある」と批判する。

 松本は「さっきまで『マンモスうれピー』って言ってたのに、その話題になると急に何も言わず冷凍マンモスみたいになりやがって」と続ける。「この時期に囲み取材やるなら、そりゃ聞きますよ。あそこであの人がノーコメントって言ったところで、(事件のことは)払拭されへんよ。誰も忘れへんよ」と厳しく語った。