TOKIOのリーダー城島茂(45)が22日、東京・時事通信ホールで行われた「新生!ふくしまの恵み発信事業」新CM発表会に出席した。

 TOKIOは同県CMのイメージキャラクターを務めて5年目になる。この日は内堀雅雄知事から感謝状を授与された。「まだ5年目なのかという気持ちです。まさかこんな感謝状をいただけるとは思ってなかったので、発表会が終わり次第、すぐにメンバーに報告したいと思います」と笑顔を見せた。

 11年3月の東日本大震災発生時は、福島・浪江町にいた。レギュラー出演する日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」の人気コーナーで、同町にある「DASH村」の中にいたという。「福島では今はお米の他の農作物も作られていて、安心安全が当たり前のことになっています。当たり前のことをふまえた上で、おいしいものを作っているんだということを全国に発信していけたらいいなと思います」と話し、内堀知事からは「最高のエールをいただいた感じです」と喜ばれた。その上で「今こうやって感謝状をいただいたのは、僕はTOKIOのメンバーがいただいたというよりも、福島県の農作物の生産者の皆さんや、買っていただいた全国の皆さんがいただいたと思っています。何かできるだろうかと模索しながら、やっていきたいと思います」とあいさつした。

 CMでは、城島らTOKIOのメンバーが、福島県産の桃やキュウリなどを食べて、PRする。この日も同県産の桃とキュウリが登場。おいしい作物の見分け方を聞かれた城島は「キュウリも桃も旬ですよね。キュウリは、緑の色が深くて、上から下までまっすぐで色合いが均一で、イボが固いものがいいんです。新鮮なキュウリは、さわるだけで痛いくらいですよ。桃は、全体的に赤みがある中に、白い点々があるものが、糖度が高いと言われています」と解説。内堀知事から「詳しいですね。大学の先生みたいです」と驚かれると、「(番組の企画で)長いことやっているので…」と照れ笑いしていた。