NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の23日の平均視聴率が22・7%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高は8月17日で常子(高畑充希)が、かつて帝大生で常子にプロポーズした星野武蔵(坂口健太郎)と再会してしまうというドラマチックな展開。25・9%を記録した。最低は8月6日で、放送時間が変わったため、18%だった。

 23日の回は、常子が星野の家を訪ねると星野の息子の大樹が風邪で熱を出していた。娘の青葉は兄の発熱で困っていた。

 大樹を寝かせて待っていると、星野が帰ってきた。青葉も疲れて常子のひざで寝てしまった。星野の話を聞くと、毎朝、子どもたちに弁当を作り、送り出してから会社に行くという。

 星野の会社が2カ月繁忙期に入り、木曜日は会議で遅くなる、という話を聞いて、常子は毎週木曜日だけ子供の世話をすると申し出る。最初は断った星野だが、常子の申し出を受けることになった。

 会社ではトースターの商品試験が最終段階を迎えた。結果は、どこのメーカーの商品も良くない、というものだった。

 結果を受け、花山伊佐次(唐沢寿明)が原稿を書くが、人が生活をかけて作っている商品を批評するのだから、こちらも命がけで書く、という回だった。