女優綾瀬はるか(31)と堤真一(52)が12日、千葉県内のホテルで、ダブル主演した映画「本能寺ホテル」(鈴木雅之監督、来年1月14日公開)の完成報告会見を行った。戦国時代につながる不思議なホテルに宿泊し、本能寺の変の前夜にタイムスリップし、堤真一が演じる織田信長と対面する現代女性を描く。

 綾瀬はもしタイムスリップできるなら「織田信長に会ってみたい。信長と一緒に天下統一をちゃっかり目指してみたい。横で、行け、行けと」と笑った。また、作品のできばえに「笑いあり、ハラハラ、ドキドキもあり、“それなりに”描いています」とPRし、共演者の笑いを誘った。

 撮影現場でも綾瀬の天然ぶりがたっぷりあったと堤らが暴露。堤は「監督が『チラシがヒラヒラ落ちる』と綾瀬さんに言ったら、なぜか『違う人に語りかける?』と聞こえたようだった。浜田君と天安門事件の話をしていたら、綾瀬さんは『てんやもん?』と話しかけてきました」。

 共演の風間杜夫も「『朝からおなかの調子が悪いの。水みたい』と言ってました」と明かした。浜田岳は「綾瀬さんのことを嫌いな人はいない」と絶賛したが、綾瀬は「それだけ聞くと変な人みたい」と笑っていた。