TBS系ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」の原作者池井戸潤の最新作「陸王」がTBSの来年10月期の日曜劇場(日曜午後9時)でドラマ化されることが28日、分かった。

 会社の存続をかけてランニングシューズの開発に挑む、足袋作り100年の老舗社長を中心とした感動の企業再生ストーリー。主人公の社長は役所広司(60)が演じる。

 年明け1月1日に行われる「ニューイヤー駅伝」で、早くも撮影が開始される予定だという。TBS連ドラへの出演が97年に放送された「オトナの男」以来、20年ぶりとなる役所は「(作中の)たくさんのユニークで魅力的な登場人物たちとドラマの中で会える日を楽しみにしています」と話した。