公開中の映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」(小林聖太郎監督)の大ヒット舞台あいさつが2日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、主演の佐々木蔵之介(48)関ジャニ∞横山裕(35)らが出席した。

 黒川博行氏の直木賞受賞作「破門」の初映画化で、大阪を舞台にしたイケイケなヤクザ(佐々木)と、ぐうたらな経営コンサルタント(横山)のバディームービー風作品。おすすめシーンを挙げるトークコーナーでは、佐々木が大阪・御堂筋で映画プロデューサー役の橋爪功と絡む場面を挙げた。俳優になる前のサラリーマン時代、よく通っていた場所だという。「京セラドーム(建設)のことで竹中工務店と仕事をしていた。少なくともデザインは知ってる」と明かすと、客席からどよめきが起きていた。

 横山は母役のキムラ緑子との食事の場面を挙げた。劇中の横山の場面写真を見た佐々木から「髪、伸びてるな」と指摘されると、横山は「今日、切りたてです。ヒルナンデス(出演)が終わってすぐ切ってきました」と明かした。

 4日が佐々木の49歳の誕生日ということで、壇上にはサプライズで誕生日ケーキが運ばれた。お互いにケーキを食べさせるなど、仲むつまじさ? が伝わる一幕も。佐々木が「お父さんには『結構すごかったよ』と、お母さんには『ヨコ(横山)のお風呂のシーンがありますよ』と勧めて下さい」と笑わせると、横山は「お見苦しいですが…」と苦笑いしていた。

 ほか小林監督が登壇した。