タレント藤田ニコル(19)今年のR-1ぐらんぷりを制したアキラ100%(42)が22日、都内で映画「バイオハザード ザ・ファイナル」のDVD、ブルーレイ発売イベントに出席した。

 日本発の人気ホラーゲームを題材に、ハリウッドで実写化した作品で、シリーズ最終作でもある。藤田は、ミラ・ジョボビッチ演じる主人公アリスをイメージした、黒いタンクトップに革グローブ姿、顔の傷など特殊メークを施して登場。「こんなかっこいい姿はあまりできない。タンクトップを着たり、グローブを着けたりして新鮮でした」とヒロイン気分に浸った。

 一方のアキラは、ゾンビメークで登場した。手にはもちろん、トレードマークのお盆を持参。裸芸を得意とするだけに、「一番、プレーンなアンデッド(ゾンビ)を表現できてますよね。みんな、服を着てますから」と喜んだ。メークは1時間ほどで終わったといい、普段はお盆で隠しているものの、「大事な部分」にもしっかり特殊メークが施されたという。過去にお笑い番組の審査員としてアキラと共演したことがあるという藤田は、同じ裸芸で人気のとにかく明るい安村との芸風の違いを聞かれ「安心を捨ててる感じが新しい」と分析した。

 R-1では優勝賞金500万円を手にしたが、「まだ入ってない。給料としてはいただいてないんです」と話した。使い道を聞かれると、「(愛用している)100円ショップのお盆が販売中止になっちゃって、賞金を使って再販してもらえないかなと思っています」と切実に訴えた。

 東京では桜の開花宣言も出て、間もなく花見シーズンとなる。アキラは酒席での模倣芸について、「悪ノリだけはやめて」と呼びかけた。「鍛錬を積んでからにしてほしい。屋外では絶対にダメです。花見のシーズンになりますけど、それはダメですので」。藤田も「(公然わいせつで)捕まっちゃう」と、大まじめに訴えていた。