この4月で7年目に突入する日本テレビ系の朝の情報番組「ZIP!」(毎週月~金曜5:50~8:00)の7代目新お天気キャスターとしてモデルの貴島明日香(21)が決定。4月3日(月)から番組に登場する。

 今まではショーやアパレル広告のスチールモデルを中心に活動してきた貴島明日香、テレビの生放送出演はなんと初めてという大抜擢。「皆さんの1日の始まりを笑顔で応援します!」と意気込みを語った。

 -初めてのテレビの生放送ですが、心境は?

 貴島 オーディションの時はテレビ局の建物に入るのも初めてで、とても緊張しました。業界用語にも、戸惑いましたね。「10(とう)秒前」「(スタジオに)降りる」とか、いま担当のディレクターさんに質問しながらひとつひとつ覚えていっています。兵庫県神戸市出身なので、普段の生活では困っていないのですが、原稿を読んでいるときに関西のイントネーションが無意識に入ってしまわないよう、今アナウンス技術のトレーニングをしています。

 -決まった時の感想は?

 貴島 ちょうど、モデルを始めて5年経って、新しいことに挑戦したいと思っていたタイミングだったので、とても嬉しかったです。今まではスチールの仕事が中心で、テレビの生放送の仕事を自分ができるとは思わなかったんですが、この経験を経てさらに成長していきたいと思います。演技のお仕事をしている友達は周りにいたのですが、キャスターやリポーターの人は周りにいなかったので、とてもドキドキしていますね。

 -起用が決まって、天気に対する感じ方は変わった?

 貴島 かなり変わりましたね。私は寒がりで、今までは出かけてから「ちょっと失敗したな」「寒かったな」などと思うことが多かったのですが、今は天気予報の情報などを見て、家を出る前に服装を考えるようになりました。天気の勉強も始めました。例えば、今日(取材日)は「うすぐもり」という天気らしいのですが、普通のくもりとは違って、太陽が透けたり、「きぬ雲」というきれいな雲がかかっているななど、いろいろ意識するようになりました。気象に関する参考書を買って、勉強もしています。今までは意識してこなかった、天気にしか使わない言葉、例えば「うららか」という言葉の意味を改めて調べたりして、少しずつお天気に関するボキャブラリーを増やしています。