香川照之(51)が31日、都内でサッカー日本代表W杯アジア最終予選でキリンの試合結果連動生CM「勝利に祝杯」編に出演した。

 CMはこの日、オーストラリア戦に日本が勝利し、W杯ロシア大会に出場が決定した場合だけ放送されるという異色の企画。

 香川は、名字が同じ香川真司(28)のユニホーム着用でパブリックビューイングから参加。前半41分に浅野のゴールが決まると立ち上がって喜び、関係者らとハイタッチした。後半、井手口のゴールでダメ押しすると、再び立ち上がって拍手。勝利を確信したように出演の準備に向かった。

 CMには岡野雅行(45)川口能活(42)も出演。香川の「日本の皆さん、乾杯の準備はいいですか。いきますよ! せ~の!」のかけ声で100人以上のパブリックビューイング参加者と一緒に、日本中の視聴者に向かって乾杯を呼び掛けた。

 終了後、興奮冷めやらぬ香川はサポーターたちと乾杯や握手を繰り返した。「生放送の力はすごいですね。スポーツで勝ってコマーシャルをやるなんてテレビの力を改めて感じたし、何よりも日本代表の強さに感動しました」とサポーターにあいさつして会場を沸かせた。