将来は俳優と野球選手の“二刀流”を夢見る鈴木福(13)が野球評論家で元ヤクルトの古田敦也氏(52)から「スパルタ指導」を宣言された。

 吉本新喜劇座長の小籔千豊(44)が進行を務めるカンテレの年末特別番組「コヤぶるッ! SPORTS 大みそかSP」(31日午後3時55分、関西ローカル)の野球対決の収録がこのほど、大阪・豊中ローズ球場で行われた。

 鈴木は小籔監督の「小籔オールスターズ」に参加し、古田氏の「プロ野球古田レジェンド軍」と対戦した。

 「左腕エース」として途中からマウンドに立った鈴木は何度もピンチを切り抜けた。野球を始めたきっかけは約2年前にローカル番組のドラマで経験したこと。東京の地元・小学校の野球クラブチームに入り、プロ野球の始球式で見せた投球フォームは「プロ級」などと称賛された。今春から中学に進み、迷わず野球部に入部した。

 同局では13年1月放送分から特別番組として野球好きの芸能人がプロ野球のレジェンド軍団に挑戦する企画を開催。過去5回、対戦している。鈴木も参加している。

 試合後、古田氏は鈴木の成長ぶりに「福は明らかにうまくなってきている。もう中学生。野球人にとっては後輩になる。やさしくするのは今のうちだけ。これからは厳しくいきます。」とキッパリと宣言。鈴木は「スライディングのとき、もっとお尻から行くようにと言われました」。すでに“スパルタ指導”が始まっていることを明かした。

 試合開始前には「俳優」としても大ハッスル。ブルゾンちえみの後方に立つwith Bことブリリアンの2人を引き連れ、タイトスカートコーデで登場。プロ野球レジェンド軍団に“先制パンチ”を見舞った。