演劇ユニット、TEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)が4日、都内で、「劇場版 がんばれ!TEAM NACS」(堀切園健太郎監督)公開記念舞台あいさつに登壇した。

ユニット結成25周年と、WOWOW開局30周年を記念したプロジェクトの劇場版。メンバーがある名作映画をオマージュしたヒーローに扮(ふん)し、吉田羊が女帝デロリアンとして参戦する「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャー」など、さまざまな企画に挑む様子を描いた作品。

大泉は「NACSファンが集まるなんて珍しいですよね。座席も半分ですし、相当な倍率だったんじゃないですか」と喜んだ。

劇場版について、戸次は「どういうものになるのか、WOWOWで放送した、何時間のものが1本の映画になるので、どこを見せて、どこをカットするのか気になりましたね」と話した。

安田は「我々がいただけるギャラが、WOWOWさん、劇場版別でいただけるのか、若干気になっております」とジョークを飛ばし、大泉は「嫌らしい話するんじゃないよ!」と突っ込んだ。

劇中では、音尾が巨乳を見続けるシーンがあるという。音尾は、その時の心境を聞かれ「近くで見たかった。間近でそのオーラを感じたかったです。彼女の魅力を伝えたかった」と感情をむき出しにすると、場内が笑いで包まれた。

リーダーの森崎が劇中で「解散」を提案する場面もあるが「我々実は、1996年3月に解散しているので、今、再結成中なんですよね。なかなかそう(解散)はならないんじゃないかなって思うので、皆さん気長に見守ってくださったらと思います」と呼び掛けると、涙を流すファンもいた。