人間国宝の上方落語家桂米朝(83)が28日朝、高熱など体調不良を訴えて兵庫県尼崎市内の病院に検査入院した。

 所属の米朝事務所によると、27日夕方から高熱を出し、せき込むこともあったため、大事を取った。退院のめどなどは不明。28日は大阪市内で長男桂米団治(50)の襲名披露公演に出演する予定だったが、休演した。

 米朝は昨年5月に転倒して腰椎(ようつい)を骨折、約1カ月半入院した。その後回復し、秋からの米団治さん襲名披露公演では、全国を回って舞台に出ていた。

 [2009年3月28日18時14分]ソーシャルブックマーク