スポーツの聖地に寺が建立される。今年二十三回忌を迎える石原裕次郎さん(享年52)の法要イベントを7月5日に東京・国立競技場で行うことが21日、発表された。裕次郎さんが眠る横浜市・総持寺の本堂を再現した実寸大の建物を同競技場内に設置し、参列者が献花する。主催する石原プロモーションはファンを招いた大がかりな法要イベントは最後とする覚悟もあり、総費用約20億円に及ぶスケールで希代のスターをしのぶ。

 破格のスケールの法要イベント「天国からのラストメッセージ

 『ありがとう』

 石原裕次郎二十三回忌」の概要は国立競技場内の一角に設けられた会見場で発表された。同プロ社長の渡は「一夜城ではございませんが、ここに裕次郎寺を作らせていただき、ファンのみなさんに献花をしていただければと思います」と明かした。

 [2009年5月22日6時23分]ソーシャルブックマーク