宝塚歌劇団出身の貴城けい(35)樹里咲穂(38)が6日、ミュージカル「サイド・ショウ」(7~18日、東京・東京芸術劇場)の会見に応じた。1920年代の米国・ショービジネス界に生きた結合双生児ヒルトン姉妹の数奇な人生を描いた作品で、劇中では貴城と樹里は常に腰の部分がくっついた状態で演技をする。

 貴城は「初日は歩くこともできなかったけど、今は走って踊れます」と胸を張り、共演の大澄賢也(44)も「どうなってんの、ってビックリしますよ。最初はテープを張って練習してましたけど」と太鼓判を押した。

 14着の衣装替えも見どころで、樹里は「30秒で着替えなくちゃいけないところもあります」。貴城も、宝塚時代でもここまでの着替えは経験がないというが、「宝塚で鍛えただけあって、けいこでは全部時間内に間に合いました」と話した。

 [2010年4月6日18時33分]ソーシャルブックマーク