高度成長期の日本を爆笑させたクレイジーキャッツを継承する7人組お笑いユニット「クレイジーラッツ」が1日、都内でお披露目された。我が家、ロッチ、ハライチのメンバーによる音楽と笑いのプロジェクトで「今のニッポンを明るくする!」と気勢を上げた。

 植木等さんのギターを担当する我が家坪倉由幸(33)は「お呼びでない、と言われないように頑張ります」。ハナ肇さんのドラムを担当することから急きょリーダーに指名された我が家杉山裕之(33)は「日本を明るくした大先輩のパワーはすごい」と語り、尻込みしながら谷啓さんのギャグ、ガチョーンを披露した。

 楽器の経験があるのは、ピアノ歴18年のハライチ岩井勇気(24)だけ。この日は、それぞれ20万円の自腹を切って楽器を買ったというロッチ中岡創一(33)とハライチ沢部佑(24)がサックスとトロンボーンを披露し、スカスカな音で爆笑を集めていた。

 [2011年2月1日19時22分]ソーシャルブックマーク