未公開株売買をめぐり詐欺と恐喝未遂罪に問われたタレント羽賀研二(本名・当真美喜男)被告(49)の弁護側は20日、1審の無罪判決を破棄し、逆転有罪とした2審大阪高裁判決を不服として最高裁に上告した。

 17日の控訴審判決は、1審で無罪の決め手となった羽賀被告の知人の証言の信用性を否定。株を高値で買った被害者の供述の信用性を認め、羽賀被告に懲役6年の実刑判決を言い渡した。知人は1審判決後、偽証罪に問われ有罪判決を受けた(控訴中)。