写真などを承諾なく使いムック本を出版したとして、韓国の人気音楽グループ「BIGBANG」のメンバー5人が発行元の「オークラ出版」(東京)や編集者らに販売差し止めや計3000万円の損害賠償を求めた訴訟は20日、東京地裁(大鷹一郎裁判長)で和解した。

 グループ側の代理人弁護士によると、出版社側がメンバーの名前や肖像の無断使用を認め謝罪、販売を取りやめて和解金を支払う内容。「全面勝訴といえる和解。日本で今後、韓国アーティストの権利侵害が抑止されるよう期待する」とした。

 オークラ出版は「和解はしたが、当事者間の問題であり、申し上げることはない」としている。

 問題となったのは、昨年10月発売の「最旬K-POPスター特別編集

 BIGBANG」。