NHK定例会長会見が3日、都内の同局で行われ、先月終了した連続テレビ小説「あまちゃん」について、最終回の放送があった9月28日から今月2日までに約250件の好評の意見が寄せられたという。広報担当者によると、うち90件が続編を望み、再放送の要望も100件あったとしている。松本正之会長(69)は大みそかの紅白歌合戦での「あまちゃん」の企画に「紅白は国民的行事の要素があるので期待に応えたい。『あまちゃん』は社会的現象などいろんなことがあったので、担当が考えていると思う」と前向きな姿勢を示した。

 一方、平均視聴率42・2%(関東地区)を記録したTBS系ドラマ「半沢直樹」について、松本会長は「うけていると聞いて、見てみた。今の世の中でサラリーマンがあれだけの正義感でやるのは難しい。その正義感がうけたと思う」と評価した。紅白の視聴率に肉薄した数字だが「『半沢直樹』の視聴率がどれだけか知らなかった。そんなにすごかったんですね」と驚いていた。