デビュー20周年を迎えたGLAYが25日、東京・六本木のニコファーレで会見を行い、10年ぶりの大規模ライブ「GLAY

 EXPO」を、9月20日に宮城スタジアムで開催することを発表した。

 「GLAY

 EXPO2014

 TOHOKU

 20th

 Anniversary」と銘打ち、5万人を動員予定。

 第1回の「GLAY

 EXPO」は、1999年に千葉・幕張メッセで行われ、20万人を動員。01年には東京、北海道、福岡の3都市で第2回を開催し、計28万人を動員した。さらに、04年には大阪・ユニバーサルスタジオジャパンで10万人を動員した第3回を開催していた。

 リーダーTAKUROは、ライブへの意気込みを明かした。「99年の雨の幕張のインパクトが強すぎて、『GLAYと言ったら、幕張』って言われるようになった。99年から、1つの階段を上れた気がします。2004年から10年の月日があいたのには訳があるってことを、9月20日の当日までに、きっちりとスタッフのみんなと準備をして、GLAY

 EXPOとはなんたるかということを見せたいです。昔のインタビューでは、(GLAY

 EXPOは)自分たちの生きがいだと言っていましたね」。ボーカルTERUは、ライブ会場を東北に決めた理由を説明。「3年前の震災以降、GLAYとして宮城県や岩手県をライブで訪れて、現地の方々と触れ合った時に、今度はライブで東北に来てほしい、もっとたくさんの人と触れあえる空間を作ってほしいという声をいただいていた。5年前から、EXPOをまた開きたいねとメンバーで話していたので、候補地として東北ということになりました」と明かした。

 また、7月にTERUが初めて作詞作曲を手掛けた50枚目のシングル「BLEEZE」をリリースすることも発表。曲のテーマについて、TERUは「次のEXPOでみんなで歌える曲。直感で出てきた音で作りました。恋がテーマなんですけど、ライブ会場まで歩きながら、ヘッドホンで聞きながらっていうのをイメージしました」と話した。初の作詞作曲シングルとなり、「TAKUROからはずっと作ってって言われていたけど、めんどくさくて…。矢面に立たされるのは、ステージ上だけでいいよと思っていた」と苦笑い。それでも、「20周年を1つのスタートラインとして、頑張ってみようと思いました。東北の皆さんの力になればと思います」と締めくくった。