伝統河内音頭継承者の河内家菊水丸(51)が29日、大阪市内で、「~河内家菊水丸

 甲状腺がん手術から1年半の報告~

 盆踊りツアー2014出陣式パーティー」を開催した。

 菊水丸は12年秋に甲状腺乳頭がんと診断され、同12月25日に摘出手術を受けて、13年1月に退院。舞台の上で完全復活した喉を響かせた。闘病時について「1年半前は声を失い、2度とやぐらに建てないんだなあといったんはあきらめかけた」と振り返った。「今年度も精一杯、全日程を、9月の第1日曜まで頑張っていく所存です。色んな所で皆さん方にお目にかかります」と盆踊りシーズンを前に意気込んでいた。

 また、各界からゲストが訪れ菊水丸を激励。「てなもんや三度笠」などで知られるテレビプロデューサーの澤田隆治氏(81)は昨年6月の出陣式をきっかけに大腸がんの手術を受けていたことを明かした。約20ミリのがんがあり、昨年7月13日に大腸を約20センチ切る手術を受けたという。「(昨年菊水丸の主治医の)スピーチを聞いて、お医者さんはすごいなと。なんとかもうちょっと仕事をしたいと思いました」と話した。また、料理研究家の程一彦氏(76)も昨年7月ぼうこうがんを患い手術したが、2週間の入院で完治していたと明かした。

 菊水丸は昨年、テレビショッピングなどで知られるタレント高橋知裕(46)と再婚。ハイヒールリンゴから「もうひとつおめでたいことがございまして、昨年4月にご結婚されました!」と祝福された。リンゴ夫妻が立会人を務めたといい、菊水丸は「ハイヒールリンゴ夫妻のように、いつまでも仲良くしたいなということでお願いしたんです」と照れた様子で話していた。