米テレビ界の最優秀作品に与えられる第66回エミー賞がロサンゼルスで25日発表され、がんを宣告された化学教師が、家族のために麻薬密造に手を染める「ブレイキング・バッド」(AMC)が連続ドラマ部門で2年連続の最優秀賞を獲得した。

 また、日系米国人のキャリー・ジョージ・フクナガさんが「トゥルー・ディテクティブ」で同部門の監督賞を受賞した。

 「ブレイキング・バッド」は主演男優賞にブライアン・クランストンさんが輝くなど六つの賞を受賞した。

 同部門の主演女優賞は「グッド・ワイフ」(CBS)のジュリアナ・マルグリースさんが獲得した。

 テレビ映画部門では1980年代のエイズ問題を描いた「The

 Normal

 Heart」(HBO)が、連続コメディー部門では5年連続で「モダン・ファミリー」(ABC)がそれぞれ最優秀賞を受賞した。

 会場では今月11日に死去した人気俳優ロビン・ウィリアムズさんらに対する追悼の言葉もささげられた。