歌手のジャスティン・ビーバー(20)が、現地時間29日にカナダのオンタリオ州ストラトフォードで全地形対応車(ATV)を運転中にミニバンに衝突し、逮捕されていたことが分かった。

 ジャスティンはその日、復縁したと言われる女優・歌手のセレーナ・ゴメス(22)とたのしそうに全地形対応車に一緒に乗っている姿を目撃されていた。しかし、ジャスティンはパパラッチの運転するミニバンに衝突し、その後けんかになったという。ジャスティンは危険運転と暴行の容疑で逮捕されたとゴシップサイト「TMZ」は伝えている。けが人はいないという。

 ジャスティンのトロントの弁護士は現地時間2日に表明文で「週末のストラトフォードでのジャスティン・ビーバーとセレーナ・ゴメスの平和な静養は残念ながら、望んでいないパパラッチによって妨害されました」「気の毒なことに危険運転と暴行により逮捕される結果となりました」とコメントしているとカナダの「ザ・トロント・スター」は伝えている。ジャスティンとセレーナは2人共警察の調査に協力的だという。

 ジャスティンは今年1月に隣人宅に生卵を投げつけており、器物損害の罪で5日間の社会奉仕活動、怒り抑制のプログラムを受けること、8万900ドル(約849万円)の賠償金の支払い、以前の自宅の近所とその家族に2年間近づかないこと、2年間の保護観察処分が言い渡されていた。また、同じ1月に飲酒運転などの罪で逮捕されている。

 ジャスティンは今回の逮捕で現地時間29日に裁判所に出廷する予定だ。【ハリウッドニュース編集部】