日本語学者の飯間浩明氏(37)が2日、TBS系「所さんのニッポンの出番!」からきた依頼の内容をTwitterで暴露。同番組の制作スタッフの姿勢に疑問を投げかけた。

 飯間は、あるテレビ制作会社から「『祭』と『待つ』を語源的に関連づけてコメントしてほしい」という依頼があったことを明かし、「『関連はありますか』ではなく、既定路線らしい」とあきれる。飯間氏が「関連は薄いのでは」と返信したところ、それきり連絡が途絶えてしまったそうで、「『所さんのニッポンの出番』を見る時は盲信しないのが吉です」と番組名を出して批判した。

 飯間氏のこの対応には、一般のTwitterユーザーからさまざまな意見が寄せられたらしい。その後、飯間氏は、「『バラエティーなのだから、(正しさに)こだわらなくても』という意見もあるやもしれません」と前置きしたうえで、「でも、一方では、いいバラエティー番組にするために、真剣に裏を取っている制作者もいるわけでね」と語る。「どっちの味方をしたいかと言えば、それはもう断然後者です」と自身の立場を示した。