落語立川流家元の落語家立川談志(74)が4日、東京・有楽町よみうりホールで行われた「立川志らく独演会」にゲスト出演した。幕開き直後に弟子の志らくと登場した談志は近況報告。「何にも興味がなくなって、すべて面白くない。もう落語はできないね。お客のために(落語を)やりたいけど、声が出ないし、感情注入する体力もない。見せ物として見てください」と話し、中入り後は艶笑ジョークなどを連発。途中で「足を崩させて」とあぐらになり35分間も話し続け、満員の観客の笑いを誘った。次は6月7日「談志一門会」に出演予定。

 [2010年5月5日11時22分

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