合成麻薬MDMAを服用した女性を救命せず死なせたとして、保護責任者遺棄致死罪などに問われている、俳優押尾学被告(32)の公判は8日は開かれず、9日に再開する。
7日までの3回の公判で、押尾被告が女性(田中香織さん=享年30)の死をマネジャーに押し付けようとしたこと、田中さんにMDMAを飲ませて薬物セックスをし、隠ぺいしようとしたことなどが検察側証人によって明かされた。9日の第4回公判には消防職員らが証人として出廷予定で、押尾被告が田中さんを救命できたかどうか、「遺棄致死」に関しての核心部分に踏み込むことになる。
若狭勝弁護士(53)は、「亡くなった時間で救命できたか否かが決まる。人の心理として、目前で突然人が亡くなったら、『生きていてほしい→意識がなくなっている』というところにとどめたくなるだろう。やるべきことをやった、という裁判員もいると思う。押尾被告が保護責任者であるという立証はできたと思うが、ここからは簡単ではない。9、10日がヤマ場」と分析した。
[2010年9月9日10時3分
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