歌手福山雅治(41)がアニメ「ドラえもん」で、自身をイメージした福山雅秋役で声優に初挑戦する。昨年9月17日にテレビ朝日系で放送されたアニメで、しずかちゃんのあこがれのスターとして福山雅秋が登場したと聞き、アニメを見て「自分でアフレコをしたい」と熱望し実現。11日放送の「ドラえもん3時間SP」と、3月5日公開の映画ドラえもん「新・のび太と鉄人兵団~はばたけ天使たち~」(寺本幸代監督)に出演し、今月中旬にオンエアする映画のCMでナレーションも担当する。

 福山は「『ドラえもん』は気がついたらそこにいる存在。子どもはもちろん、大人にも夢を与え続けているという意味で、ものすごいアイドルで大スター」と喜んだ。昨年9月の放送後、自身のラジオ番組に届いたファンからの情報で福山雅秋の存在を知った。「しずかちゃんが大ファンという設定で、芸能界に入って2番目にうれしかった。1番はビヨンセに『アイ・ライク・フクヤマ』って言われたこと。西洋と日本を代表する美女2人に好きだって言われたので、思い残すことはない」と感激した。

 アフレコ後は「相当入念に役作りをしてきたんですけど、出番が短くて残念。もっとしずかちゃんと絡めると思っていた」と笑みを浮かべた。

 [2011年2月4日8時54分

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