AKB48前田敦子(19)が、7月スタートのフジテレビ系「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~」(日曜午後9時)で、連続ドラマ初主演することが12日、分かった。

 6月に「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」で映画初主演し、「Flower」でソロ歌手デビューも果たす前田が、7月からはテレビでも主役を張る。しかも、4年前に堀北真希、小栗旬、生田斗真で大ヒット(平均視聴率17・3%)したドラマの第2弾。今夏の注目作となりそうだ。前田は「前作も知ってましたし、原作漫画も大好き。そのドラマに自分が参加できるのでワクワクとドキドキがいっぱいです」とコメントした。

 同作は、“イケメン”という造語を世間に広めた。全寮制男子高に、男装して入学する女子が主役のラブコメディーだ。当時は、小栗と生田のほかにも、脇役から水嶋ヒロ、岡田将生、城田優らスターを輩出したことでも話題になった。

 AKB48ファンにとっては、数カ月の撮影期間中ずっと、前田がイケメンに囲まれることが不安かもしれない。ただ、6月9日のAKB48選抜総選挙で選ばれる選抜メンバーが歌う、8月発売のAKB48の新曲が、主題歌になることも決まった。前田が1位を奪還すれば、前田自身がセンターで歌うことになる。初のショートカットで撮影に臨む予定の前田は「原作漫画のように皆さんに愛されて楽しんでもらえるようなドラマにしていきたいです」と意気込んでいる。