80年代に一世を風靡(ふうび)した4人組女性アイドルグループ、セイントフォーが、11月3日に東京・銀座で26年ぶりの再結成ライブを行う。出演するのは元メンバー4人のうち、浜田のり子(48)岩間沙織(49)鈴木幸恵(47)。同グループ名義でワンマンライブを行うのは、87年の解散以来初めてになる。

 結婚、出産で芸能界を引退している板谷祐三子(45)を除き、3人は解散後も、舞台出演など芸能活動を続けている。今年3月には、当時楽曲提供をしていた上田司氏の誕生日ライブにそろってゲスト参加。浜田はファンとの交流イベントなどでグループ復活を願うファンのラブコールを受けていたことから、再結成を2人に呼びかけたという。

 セイントフォーは84年に「不思議TOKYOシンデレラ」でデビュー。バック転などのパフォーマンスと、プロモーションのために数億円かけたことで話題になったが、87年に解散していた。一方で、再結成ライブの会場は収容数約100人。既に2回公演ともチケットは完売しているというが、今後も3カ月に1度のペースでライブを行う予定という。

 復活公演へ、3人は数カ月前からレッスンに励んでおり、関係者は「バック転まではできないですが、できる限りの活発なパフォーマンスをできるよう頑張っています」と話した。