女優杉田かおる(49)が、年下の一般男性と再婚したことが26日、分かった。所属事務所が認めた。年齢、交際の経緯などは明かしていないが、かつて交際相手として伝えられていた大手出版社幹部とは別の男性という。杉田は2005年(平17)1月11日に投資会社社長と結婚するも、わずか7カ月後の8月11日に離婚している。

 杉田が人知れず、人妻に戻っていた。所属事務所は日刊スポーツの取材に「最近、ある男性と入籍したのは事実です。お相手は一般の方です。どういう方かなどは申し上げられません」と言い、年齢、交際の経緯も明かさなかった。しかし、06年秋に不倫交際が伝えられ、後に妻と離婚した大手出版社幹部とは別の男性であることは認めた。

 詳細を明かさない理由は、収録済みで今日27日放送のフジテレビ系バラエティー番組「ぶっちゃけ告白TV!カミングアウト祭2013」側との約束があるとみられる。関係者によると、番組内では名前は出していないものの、人となり、交際の経緯を告白しているという。一方でこの日、杉田は、28日放送の関西テレビ「たかじん胸いっぱい」の収録に参加。再婚する相手について「年下です」と話している。

 杉田は40歳だった05年1月11日、突然、投資会社社長(当時44)との結婚を発表。「ウソのような本当の話」とコメントした。社長の祖父は、戦前の財閥「日産コンツェルン」の創業者でもあったことから、「セレブ婚」とも報じられた。だが、同居はせず、3月には生活費をめぐって大げんかしたことをきっかけに関係は破綻。杉田は離婚危機説を否定しながらも、出演番組で「めちゃめちゃHがうまくて体にひかれた」「お坊ちゃまなので問題が起きるとすぐ逃げる」などと発言した。これに社長が激怒し、三くだり半をつきつける形で同8月11日には離婚した経緯がある。

 わずか212日のセレブ婚後は、結婚前からの知り合いだった大手出版社幹部と交際。「再婚秒読み」とも伝えられたが、ゴールインしたのは別の男性だった。杉田は幹部と交際中にオーガニック(有機農法)に目覚め、酒浸りだった生活習慣もあらためて「毒だしダイエット」に成功。11年3月11日の東日本大震災以降は、オーガニックを通して知り合った人物の紹介もあり、母親の出身地福岡に居を移したとも伝えられていた。

 ◆杉田かおる

 1964年(昭39)11月27日、東京・新宿区生まれ。7歳で日本テレビ系「パパと呼ばないで」に出演し、天才子役と呼ばれる。中学時代の79年、TBS系「3年B組金八先生」に妊娠する生徒を演じて話題に。80年に出演した日本テレビ系「池中玄太80キロ」の挿入歌「鳥の詩」が大ヒット。82年には映画「青春の門」でヌードに。00年ごろからバラエティー番組に多数出演。子役時代から父親が抱えた借金を返済していたことを告白した上、毒舌キャラに。血液型B。