音楽業界大手ユニバーサルミュージックのレーベル・ユニバーサルJが、映画業界に本格参入することが7日、分かった。俳優桐山漣(26)主演のサスペンス映画「RUN60」(園田俊郎監督)を6月25日から札幌、東京、愛知、大阪、福岡で公開予定で、その後も新作映画を公開する。
「RUN60」は同社所属の青山テルマ、超新星ら5アーティストと完全コラボし、新シングルのプロモーションビデオ(PV)で映画の場面を使用する。本編60分を10分ずつ6分割し、公開前に動画配信サイトYouTubeで1~5話までリレー配信。各楽曲をイメージソングとして起用し、青山は映画に出演する。6話となるエンディングは劇場でしか見られない。
不況による消費低迷や、配信拡大によるCDの売り上げ減少を受け、映像とアーティスト、楽曲を絡め、販売を促進するのが映画業界参入の狙い。レーベル自体が映画を製作することで、自社楽曲の主題歌への起用が容易になるなどのメリットもある。
超新星が初主演し話題となった「君にラヴソングを」を昨春に製作、公開した実績を糧に、作品を安定して製作、上映し続けるため、1月1日付でマーケティング部を新設した。歌手吉川友(18)が主演し、デビュー日の今月11日に公開する「きっかけはYOU!」(月川翔監督)も映画本格参入への布石だ。関係者は「大手映画会社さんみたいに予算はかけられませんが、頭を使って自由に製作し、アーティストに還元できれば」と話している。




