俳優引退もささやかれていた米俳優で監督のクリント・イーストウッド(81)が、映画「グラン・トリノ」以来4年ぶりとなる映画出演を果たす。米エンターテインメント・ウイークリー誌によると、出演作は米ワーナー・ブラザースが製作するベテラン野球スカウトを描いた「トラブル・ウィズ・ザ・カーブ」で、メガホンをとるのは今作がデビュー作のロバート・ロレンツ監督。イーストウッドは歌手ビヨンセ主演で「スタア誕生」のリメーク版の監督をすることが決まっていたがビヨンセの妊娠で撮影が延期となった。これにより、同作への出演が可能となり、出演交渉が行われているという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)