7月の東京都知事選で小池百合子知事を応援した区議7人に、自民党東京都連が離党勧告処分を下していたことに関し、下村博文・都連会長は同日夜、党本部で取材に応じ、処分の判断を先送りすると明らかにした。都連幹部との会議で決定した。

 当初は、30日までの提出がなければ、除名処分もあり得るとしていた。

 先送りの理由について、下村氏は、29日に小池氏から「7人の話を聞いてほしい」と電話を受けていたことを明かした。その上で、「私もまず7人の話を聞きたい」と述べた。

 近く7人と会い、話を聞いた上で、処分を決定するとしている。